村山朋子/真泥さんの染付けそば猪口

作品紹介

本日より作家さんよりの納品だけでなく、当店がお付合いさせていただいていただいています作家さんの作品を少しずつご紹介したいと思っています。

今日は初回となりますが、村山朋子/真泥さんの染付け3種です。
有田で学ばれた村山朋子さんの蹴(け)ろくろでの成型、薪窯による焼成、 有田の伝統的技法による絵付けされていますが、呉須の色が他の産地の作家さんの呉須よりも幾分渋めの藍色のように思います。
渋めの呉須の可愛いというよりもシックな絵付けです。
最初は「染付け花文散らしそば猪口」です。
比較的個性的な絵付けが多いのですが一番シンプルな絵付けとなっています。

それぞれ異なる「花文」が半分のを含めて6種絵付けされています。

染付け花文唐草そば猪口です。

2種の花文が交互に2点ずつ絵付けされています。
その周りを唐草文様が囲んでいます。
また、口部分の内側にも半分の菱のような文様が描かれています。
外側の見事な絵付けに加え、内側に絵付けするのは至難の業じゃないかしら?と思っています。
ただ、何となく、嬉しい気持ちになります。

古染付け小鳥そば猪口です。
古染付けは、中国明時代末期(1621~1644年頃)に景徳鎮の民窯で焼かれた染付磁器の一種らしいです。
勝手に村山朋子さんらしいと思っています。

村山朋子さんのそば猪口の中で私の一番好きなそば猪口です。
文様と文様を区切る濃い目の呉須がスマートでかっこいいと

元来のそば猪口はもう少し小さいサイズらしいですが、最近は「そば猪口」という名称の湯のみ、カップという使い方が多いのでちょうど良いサイズです。
緑茶だけでなく、お紅茶、コーヒーにもエキゾチックな雰囲気で素敵です。
是非、ご使用ください。

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