【サイズ】約φ125×70ミリ/330cc(満水)
【重さ】約190グラム
【質感】さわさわ
【材質】陶器
【お手入れ】ご使用前のお手入れは特にありません。
栃木県佐野市に陶芸家櫻井満さんと工房を構える大山文女さんの染付け丸文飯碗です。
大山文女さんの特長はそのその美しい細密な絵付けです。
もう一つの特徴と言うと申し訳ないのですが寡作の作家さんです。
これはその丁寧で精緻な筆遣いをご覧いただければお分かりいただけると思います。
勿論、絵付けだけでなく成形も美しいので、時々焼成の段階で「うまく焼けなく数が少しになりました」と言われるのですが、こんなに丁寧に成形をして細かく描いてらっしゃるのに最後の最後で勿体無い、、、です。
大山文女さんの飯碗といえば直線的に広がる平碗の方が有名で見かける機会が多いのですが、私は今回は敢えてこちらの丸いタイプの方が文女さんらしい優しい雰囲気が好きでお願いしました。
丸文飯碗外側に呉須の濃淡で描かれた四種類の丸文が散らさせています。
高台も外側は十草、高台裏は呉須一色となっています。
見込み中心の風車のような文様もキュートです。
丁寧なお仕事はいうまでもありませが、それに加えてこのセンスはとても好きです。
大山文女さんは「仕事が遅くてご迷惑をおかけしてしまうと思います」と何度も仰ってらしたのですが、こんな肌理細かいお仕事をしていらしたら当然だと思います。
大きめサイズの丸飯碗は、この丸文散らし丸飯碗、
松竹梅丸飯碗、
窓絵丸飯碗となっています。
丁寧な暮らしに寄り添い、長くご愛用いただける器です。
■作家さんの作品は一つ、一つ手作りですので、色・形・釉薬のかかり具合などに誤差がございます。
また、サイズ表記は目安としてお買い求めください。