【サイズ】約φ115×65ミリ/300cc
【重さ】約165グラム
【質感】さわさわ
【材質】陶器
【お手入れ】ご使用前のお手入れは特にありません。

栃木県佐野市に陶芸家櫻井満さんと工房を構える大山文女さんの染付け菊唐草飯碗/小です。
当店で扱わせていただいている飯碗は殆ど「丸飯碗」ですが、菊唐草飯碗は少しシルエットが異なるので「飯碗」としました。
「小」となっていますが容量300ccありますので一般的には普通サイズです。

大山文女さんの特長はその美しい細密な絵付けですが成形の正確さも見逃せません。
ただもう一つの特徴と言うと申し訳ないのですが、寡作の作家さんです。
これはその丁寧で精緻な筆遣いをご覧いただければ時間がかかってしまうことはお分かりいただけると思います。
勿論、絵付けだけでなく成形も美しいので、時々焼成の段階で「うまく焼けなく数が少しになりました」と言われるのですが、こんなに丁寧で正確な成形をして細かい絵付けをしてらっしゃるのに最後の最後で勿体無い、、、です。

染付け菊唐草飯碗/小は、新しい試みの絵付けとなっています。
外側側面の手前と向こう側に2輪の菊のはなと葉っぱが羽根のような唐草文様がスッキリと絵付けされています。
見込みにはその羽根のような葉っぱが描かれています。

※画像はクリックしていただくと拡大します。
また、高台はダミ筆で淡い呉須に染められています。

大山文女さんは正確で美しい成形と肌理細かい絵付けですので当然と言えば当然の結果で寡作です。
ゆっくりお待ちいただけると幸いです。

丁寧な暮らしに長く大切に使いたい器の一つです。

■作家さんの作品は一つ、一つ手作りですので、色・形・釉薬のかかり具合などに誤差がございます。
また、サイズ表記は目安としてお買い求めください。